防衛運転で交通事故予防

 自動車を運転していると、加害者・被害者どちらの立場になるかはわかりませんが、交通事故に遭遇する可能性があります。どうあっても避けることが出来ないもらい事故であれば、回避するすべは無いでしょうが、運転手が注意深く運転をすることで、交通事故を予防することは可能です。そのような運転方法を防衛運転と言います。
自動車運転

では、防衛運転の方法としてどのようなことがあるのかというと、人がそばにいるときには徐行運転をしましょう。
特に子供や高齢者がいるときには、慎重にならなければいけません。子供の場合には、大人は常識的に考えてやらない行動をいきなり行ってしまうかもしれません。例えば車が来ているにも関わらず、いきなり飛び出してくる、といったことです。また高齢者の場合には、車が通ったときの風圧でよろけて、道路に倒れ込むことだってあります。そのようなときに、スピードを上げて走り去ろうとすれば、跳ねてしまうかもしれないのです。

そして、止まらなければいけないときには、ブレーキを複数回に分けて踏み、後方の車にわかるようにしましょう。
前方を走る車とぶつからないように、車間距離は十分にとりましょう。大型車のように視界が塞がれてしまう車には、近づきすぎないようにしましょう。大型車が死角となり、バイクや歩行者が来るかもしれないからです。

そして近年増えている事故として携帯、スマートフォンを使っている最中の事故があります。手に持って通話をしていないとしても、そちらに気を取られて注意力は確実に低下します。運転をしているときには、運転に集中できる環境を作りましょう。

夜中は暗いところで運転をしないように、ライトを日没前から点灯するようにしましょう。そのつけるライトですが、遠方を照らすためには原則としてハイビームを使用するようにしましょう。ただし、対向車が来るときには、相手の目を眩惑させてしまうので、ロービームに切り替えてください。